腰痛・ぎっくり腰の症例

症例3

患者

30代男性

症状

腰痛

施術回数

5回

施術と経過

数年前、農家に転職してから、元々持っていた腰痛が悪化。朝起きる瞬間から常に腰が痛く、顔を洗う時やしゃがむ時により痛みが増すなど日常生活に支障があること、仕事を休めない状況から、家族の紹介で来院。

痛みを確認すると背骨の真ん中(下部胸椎)から腰まで広範囲にあり、体を捻ったり前屈した時に痛みが増す。

仕事柄中腰が多いことから、負担のかかりやすい骨盤と太ももの筋肉を緩めた。その後確認すると痛みが半分程度になり、体の前屈などの可動域が大きくなった。

次に腹部のインナーマッスルを緩めると、痛みは3割まで減ったため初回の治療を終了した。

初回の施術以降、楽な日は痛みが2~3割ぐらいな日も出てきた。ただ仕事をするとすぐ痛みが戻る。

その後に同様の施術を5回繰り返すと、楽な日は痛みを感じなくなった。痛みが出ても以前の半分ほどで、寝れば翌日は痛みが気にならない日も出てきた。

仕事をこなしながらのため、良化はゆっくりではあるが着実に改善傾向にある。

季節によって仕事の作業内容が変わるが、その都度作業内容や姿勢を聞いた上で体をしっかり確認し総合的に施術を行なっている。

症例2

患者

60代女性

症状

右股関節痛、右臀部痛

施術回数

4回

施術と経過

数年前から右脚の付け根の痛みがあった。病院でレントゲン撮影したところ加齢による股関節の変形だからどうしようもないと言われた。痛みをどうにかしたく友人の紹介で来院。

体の状態を確認したところ、股関節周りと臀部の筋肉が硬く骨盤のゆがみが強くなっていた。これが痛みの原因と考え、筋肉を緩め骨盤を調整した。

1度の施術で痛みは7割改善し、本人も数年ぶりの軽さに喜んでいた。

骨盤のゆがみが残っていたので、3回の通院で同様の施術を行い痛みはほぼなくなった。

治療間隔を2ヶ月開けると骨盤が乱れ痛みが出てくるため、2ヶ月に1度通院を継続し痛みの再発を防止しながらセルフケアを指導している。

症例1

患者

60代女性

症状

ぎっくり腰

施術回数

1回

施術と経過

職場の荷物整理中に段ボールを荷物を持ち上げようとした時に腰から「ビキッ」という音とともに激痛を感じた。過去に何度かギックリ腰を経験しており、1日たっても痛みが全く改善しないことから当院を受診。

痛みを確認したところ、腰からお尻にかけて強い痛みがあり、前屈でより痛みが増す。寝返りはかなり慎重に動かないと痛みに襲われる。

筋肉は脊柱起立筋(腰)、腹筋、梨状筋(お尻)、上腕三頭筋(二の腕)が特に硬くなっていた。

施術は、まず左右の太ももと梨状筋を緩めた。

動きを確認すると前屈の可動域が広がり、痛む範囲が腰の一部だけになった。

続けて腹筋と上腕三頭筋を緩めたところ、来院時より痛みは半減した。寝返りはかなりスムーズになり、前屈はより可動域が広がったので施術を終了した。

翌日以降どんどん痛みが改善し、2日後からの仕事に復帰できた。2週間後、もう一度施術をして痛みと硬さが取れたことを確認して施術を終了した。