症例1
患者
30代男性
症状
肩こり
施術回数
5回
施術ペース
2週間に1回
施術と経過
疲れると首肩のコリに痛みが出るので、仕事の合間に肩を揉むなどして誤魔化している。痛みが気になると仕事へ集中できない。管理職をしておりストレスが多い。
整骨院や整体院に行くと、痛みは減るがすぐ元に戻る。根本的に解決するため鍼を試したいと考え来院した。
初回にコリを確認し、肩甲骨まわりのツボを中心に鍼をした。するとコリや痛みがなくなったが、一週間もしないうちに同じ場所が辛くなった。
2回目、初回に鍼をしたツボは本質的な原因でないと考え、背中を中心にしたツボを選んだ。施術後は初回同様にコリと痛みがなくなった。
その後、前回よりも長い一週間はコリや痛みを感じることがなかった。
3回目の施術では、症状は戻りつつあるものの前回の治療方針が合っていたと考え、同様の施術を行った。
すると、二週間コリや痛みを感じなかった。
4回目の施術では、使用しているツボの特性からストレスが症状を悪化させている可能性を伝えた。患者本人も思い返すとストレスで症状が悪化する傾向があることに気づけた。
症状が辛い時はできるだけストレスを避けることで、より症状の軽減に繋がった。
その後、施術期間を3週間→4週間と徐々に伸ばしても痛みはほぼなくなった。たまに感じても1~2日で治るようになった。
現在は、いい状態の維持を目的に1ヶ月に一度通院している。